海南鶏飯を作ったよ

どうも皆さんこんにちわ。

珍しく明るいうちの更新になります。

カンカン照りの日曜日。

ちょっとアジアご飯でも作ってみるかと思いまして、

今日のお昼は海南鶏飯にしてみました。

 

もはや巷ではすっかりポピュラーな料理のようですが、

僕の住んでる田舎には、そんな気の利いたごはん食べさせてくれる

お店もなかなかありませんので自作してみる次第です。

(僕がなんか凝った料理作る動機はほぼこれです。)

 

カオマンガイ(タイだとこう言う)を食べたのは、

2月に東京に旅行した時に渋谷のタイ料理屋さんで1度だけ。

恵比寿の海南鶏飯食堂を友人に薦められたけど、

結局そっちには寄ることができなかった。

 

今はガイトーンとか、

↓こんなお店もできたみたいですね。

tokyo-calendar.jp

また9月に東京に行った時は寄ってみたいななんて思ってます。

 

さてさて、では作り方です。

参考にしたレシピはこちら。

cookpad.com

 

ググるとレシピもいろいろありますが、

先日KALDIに寄った時ジャスミンライスを買っておいたので、

それを利用したレシピを選んでみました。

 

「分量 1人前 ジャスミンライス 150g」とありますが、

実際150gの米を計量してみると、

これどう考えても1人前じゃない量でして。

レシピの通り作ると、僕のような大柄な男でも1.5人前にはなるかなー、と。

 

さて、ほとんど上記レシピの通り炊飯器にセットして炊くだけですが、

実際の味がお店で食べたものの印象よりあっさりし過ぎるので、

炊きあがりのご飯に塩を少々加えました。

また、ジャスミンライスはさっと洗って、浸水せずに使用。

それとウェイパーがなんか嫌だったので鶏がらスープに変更。

香り醤油のたれは、レモンがなかったのでお酢を使い、

オイスターソースは入れずごま油を数滴垂らしました。

(結構変えてるなw)

 

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パクチーだけたっぷり盛って完成。

簡単にできるので、お昼ごはんにちょうどよかったです。

今度はちゃんとスープをとって作るレシピも試します。

ごちそうさまでした。

 

 

日曜日

朝からとんでもない暑さで溶けそうな日。

エアコンつけてボケーッとネットして、夕方くらいにザーッと雨が降ってあがって。

知人から、「今、外虹超綺麗だよ。見た方がいいレベル」なんてラインが来たので、カメラを用意して外に出てみた。

でも、セッティングして構えたぐらいで、スッと虹は消えてしまってw

仕方ないのでバイクでサーッと走って河川敷に行って、少し風景を撮ってきました。

 

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写真って難しいですよね。

夏の緑のグラデーションは少し時間が経ったり風が吹くだけで表情が変わって、

それをなんとかうまく画に納めてみたいんだけど、腕がないんですなー。

ミツバチは行儀よく花にとまってくれてありがたかった。

撮り終わる頃にまた雨がパラパラ降ってきたので帰宅。

 

夕飯は地鶏に粉を振って皮目をパリパリに焼いたのがメイン。

親父が車で1時間も走って買ってきた石窯焼きのバゲットと塩パンも食べました。

小さな瓶に入ったおいしいオリーブオイルを添えて。

のんびりできた休日でした。

 

今日の一曲

 NRQ - ノー・マンズ・ランド/アイ・ワズ・セッド

 

 

ローストポークを作ったよ

6連勤明け久々の連休にあわせ、平田牧場から平牧三元豚を取り寄せておきました。

今日はそいつでローストポークにしようとお昼ぐらいからのんびり準備しました。

 

ローストポークのレシピを検索するといろいろひっかかるんだけど、

今回はスパイスでマリネしてから焼く方法を採用。

アップルソースとグレービーソースの二種類を用意することに。

 

買い出しは、ミニチュアのブランデーボトルとローズマリー

クローブのホールとりんご。

りんごは紅玉を使いたかったんだけど、紅玉が売ってなかったから、

かけあわせた品種の青森産ジョナゴールドで。

ジョナサンって紅玉のことらしいですね。

この時期のりんごはちょっとお高いな。

あとは家にあるもので適当にやります。

 

下ごしらえ。まず、クローブ、そして、冷蔵庫の中で結構ドライになっていた

使いかけのローズマリーをすり鉢ですり潰します。

にんにくもすりおろして、すり潰したクローブ

ローズマリーナツメグを三元豚のブロックに擦り込む。

塩は肉1キロに対して11g程にしました。

昔読んだダンチュウにそのくらいの割合がよいと書いてた記憶があったので。

黒胡椒も全体に多めに挽いて、フレッシュなローズマリーと一緒にジップロック

詰め、冷蔵庫で寝かしておきます。

 

ついでにアップルソースも作ってしまいます。

りんごは皮付きのままいちょう切りにして、

無塩バター、シナモンスティックと一緒に片手鍋に入れて火にかけます。

最初水分が足りないと思ったので、少し水を足しましたが、

程なくりんごが崩れてきていい具合になるので、りんごを潰しながら煮ます。

仕上げにブランデーをふってアルコールを飛ばすように加熱してできあがり。

ココット等にとって冷ましておきます。

紅玉や、イギリスなんかのクッキングアップル(?)なんかだと砂糖を加える方が

いいらしいですが、日本の甘いりんごなので砂糖は使いませんでした。

 

ここまでで14時くらいだったかな。

16時くらいまで冷蔵庫でマリネしておいて、それから常温に戻しました。

常温に戻した肉をフライパンで焼き、肉汁を閉じ込めたのが17時くらいか。

 

さて、オーブン。

天板の上にクッキングシートの4つ角をキャンディーの包装のようにくるくる

ねじっておきます。(後で肉汁をソースに使いたいのでこうします)

そこにスライスした玉ねぎを敷いて、フライパンで焼き目をつけた肉を乗せ、

220℃に予熱したオーブンで、とりあえず45分を目処に焼きます。

https://instagram.com/p/5HC0R1O-uN/

 (こんな感じ)

 

もう一つの天板にはじゃがいもとズッキーニを並べ、オリーブオイルを少しかけ、

肉から遅らせて20分ほどでオーブンに入れました。

 

肉を45分くらい焼いたら鉄串、竹串などを真ん中に刺してみて、

肉の中まで熱くなっているのを唇の下に当てて確認します。(原始的)

スティック温度計等の素晴らしい文明の利器をお持ちの方はそちらでどうぞw

OKなら肉だけアルミホイルでぐるっと巻いて少し落ち着かせましょう。

クッキングシートには、焼いた肉から出たおいしい肉汁が溜まっているので、

これを小鍋に移します。玉ねぎは食べても食べなくてもどちらでも。

小鍋に移した肉汁に、この味付けもお好みでしょうが、

僕は濃い口醤油と赤ワイン、はちみつ少々を入れて煮詰めました。

これでグレービーソースも完成です。

 

あとは食べやすく切り分け、好きなソースをかけ、(合わせがけもアリ)

好きなお酒と合わせて頂きましょう。ボナペティート。

https://instagram.com/p/5HSf74u-u8/

 

ご馳走様でした。

 

 

 

 

アンビエント・ドライヴァー

 

あんまり大きな声じゃ言えないけど、このブログを読んでいる読者もたぶんそっちの関係者が多いと思うので言ってしまうと、僕はニコニコ某で配信をやっています。

今日も今日とて、性懲りもなく常連さん達とぼんやりしたトークを繰り広げていた中、僕は「失くして初めて気づく大事なこと」というフレーズが気になるという旨の発言をしました。女子大生の常連リスナーが最近たて続けに自己啓発本を買って読んだという話を受けて、ふと思い浮かんだ話です。

余市というジャパニーズ・シングルモルト・ウイスキーをストレートでひっかけていたので、全然キレのあるコメントはできなかったんだけど、酔いも醒めてきたので、ちょっとその意味を後出しで考えてみる。例によってまとまりはありませんが。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という有名な言葉があるけど、ググったところ、これは、かの鉄血宰相ビスマルクの言らしい。愚かな人は自分の経験でしか物事を語れず、賢者は先人の行いから予めそれらを学び知るというような意味かと思う。

ただ、どんな言葉でもそうだけれど、字義通り、原理主義的にそれらを解釈してしまうと、「生兵法は大怪我のもと」過ちに陥りやすく、かと言って、いっこうに顧みない者はニの轍を踏む。もやもやするのはこのバランスについてだ。

どんなに賢く生きようとしても経験は必要で、ありとあらゆる事態が想定されているわけもなく、全ての対処法が書物に記されているわけでもない。どんな人でも失敗はするし、今この時に気づいていない大事なものを何かのはずみに失うことだって誰にでもあるはずなのだけど、全てを見通すような視点で書かれる本に僕は意味を見出せない。あの手の本は断定口調で書かれますよね。有名なやつだと、

「明日のために、あなたは今すぐ○○をやめるべきなのだ!」みたいなの。

ナカタニ本。誰かにズバっとそう言ってもらえると安心するのかもしれないけど、僕はほとんどの場合それに乗っかれない。人生うまく行ってる人は、これこれ斯様にしたから私はうまく行ったという自慢話を書きたがりますが、おまえがうまく行ったのは、だいぶ運だぜ、環境だぜと言いたくなることが多く、最近読んだ本だと「ヤタロウ本」も厳しかったです。高校中退して、外国を放浪して、帰ってきて中目黒にオシャレ書店を出したって人なんですが、ヤタロウさんのとても思慮深いとは思えない思考や生活態度よりも、それだけ好き放題放浪、出店できた金がどっから出てんのかって方が遥かに重要だったろうと思っちゃいましたね。

ま、つまり。人生の成功者の書いた啓発本なんか読んだって、賢者が知るべき「歴史」ではないわけじゃないですか。それはそもそも選ぶべき本が賢くないっていう話なんだけど。なんであんな本が売れちゃうのかわかんねーなー。

ね、まとまらない話で、ほとんどつまんない本書いて儲かってる奴への妬みと悪罵になっちゃいましたが。そんなこともぼんやり考えつつ、寝る前に今日読む本を本棚からひとつ取ってみたのが、だいぶ昔に買って積んでた細野さんの「アンビエント・ドライヴァー」。この本は、あんなに成功したミュージシャンの細野さんも、YMOが思いの外売れてしまったことで、逆に悩んでいたというある種告白になっていて、もうわずかばかりの成功を鼻にかけて説教するキン○マのちっこいおっさんの本なんかより全然信頼できるっていう内容で。とても面白く読み進めるうちに、「おっ」と心に止まる箇所があった。

 

 " かつて、僕は友人からもらった不思議な石を宝物にしていた時期がある。それを失くしてしまったときには、ひどくショックを受けた。だが、そのとき初めてモ ノにこだわらなくていいことに気づいた。モノというのは、何かを教えてくれるにすぎないのだから。そのほかにも、僕は大切なレコードのコレクションや楽器 を失くしている。モノを失くすと、モノとモノの間が見えてくる。知るというのは、結局そういうことなのではない か。"                                                         

                                                                  - 細野晴臣アンビエント・ドライヴァー」-

 

数日前に断捨離でもないけど、部屋に山積みになってる本とCDの一部を処分した。ダンボール4箱分くらい。コレクターの気持ちもわかるんだけど、僕は本棚に入りきらない程の本は持たないようにしようというルールを設けてる。CDも堆く積もる一方だったんだけど、これから先の人生で再び聴き直さないだろうというものは手放した。誰かにもらった大切なモノもこれからは捨てるかもしれないなとその時ふと思ったんだけど、細野さんのこの文章を読んでて改めてその気持ちがなぞられた気分だ。

”モノは何かを教えてくれるにすぎない” 

音楽の聴き方も今の時代(のせいかどうかはわからないけど)は共有という方向性が強いように思う。CDという円盤そのモノよりも、その時一緒に聴いた人たちと感じたことの方が俺にとって大切なことだったんじゃないかな、なんてことを思っていました。まあ、それゆえにモノが大事だって気持ちもわかるけどね。ただ、俺は以前程モノへの執着は薄れたかなーと思ってるんです。

 

 

アンビエント・ドライヴァー (MARBLE BOOKS)

アンビエント・ドライヴァー (MARBLE BOOKS)

 

 

6月7日 休日

梅雨入りを致しまして、お休みの日に降ってくれるぶんには構わないんですが、

バイク通勤の僕には、どうにも鬱陶しくていけませんなー。歌丸です。

 

雨が続くからか、どうも気分が優れません。

好きな音楽もなんだか宙を舞って、ハートのところまで届いてくれないみたいで。

ゲームでもやるかと古いハードのホコリを払ってみましたが、

ゲームってほんとに頭使うところがないんですよね。

徒に時間を貪るにはいいんですが、ますます「生」から遠ざかる気分になりました。

まあ、何か他に高尚なことをしているわけでもないんですが。

 

 

寝る前にいくつか本を読んでました。

 

「阿部 薫 1949-1978」

阿部薫1949~1978

阿部薫1949~1978

 

 

今さら阿部薫にアテられた。

「俺はぶざまなものになりたいんだ」という彼の言葉が、数日頭から離れなかった。

 

 

「いねむり先生」

いねむり先生 (集英社文庫)

いねむり先生 (集英社文庫)

 

 作中で名前は明かされないんだけど、いねむり先生は阿佐田哲也

ナルコレプシーだったらしい。

博才のない僕では博打で心を癒やされる前に経済的に破滅しそうだ。

 

 

先週赤ワインを二本買って、その日はイタリアのメルロー100%のやつを空けた。

今日はスペインの赤。全然安いやつだけどね。

アンチョビを刻んでレモンドレッシング少々とキャベツを和えて黒胡椒。

あと、スーパーで買った紅茶鴨っていう合鴨のスモーク。

紅茶豚みたいに作るのかな?

それとチーズを少し。

 

やっぱ酒飲むと気分がいいな。

ceroの新譜を聴いて、Amazonで3000円分くらい本をポチった。

 

そんな日曜日でした。

ヘッドホンを外すと周囲の田んぼからカエルの大合唱が聴こえてきた。

 

 

 

 

 

菊池 「今ジャズ」がフュージョンであることの第二の理由は、拝外主義が復活したこと。スター・プレーヤーはアメリカにいて、日本人は全然ダメというものすごい懐かしい拝外思想が蘇生している。インターネット時代にベルリンも東京もバンコクタンザニアのDJも同じ音源をかけるんだよ、っていうクラブ・カルチャーのインターネットナショナリズムのときに消えていた拝外主義が見事に復活した。(中略)

どんな天才がどこにいるかわかんなくて、いつYoutubeに上げるかわかんないっていうのはさ、すごく可能性があって素晴らしいことだけど、めちゃくちゃ疲れるんだよ。

ー それはもう強迫観念ですよね。

菊池 だから、ともすれば情報過多によって窒息してしまう現代の日本人に対して拝外思想は癒やしさえ与える、というか、要するに懐かしいわけ。(略)

ー 日本は特に拝外思想が強いですからね。

菊池 拝外思想は善くも悪くもない。単にひとつの思想だ。単に「アメリカはやっぱりいいな、本場にはすごいひとたちがいるな」って思いたい気持ちがここ何年かずっと抑圧されていたからね。

ー フュージョンはもともと拝外的だった?

菊池 音楽のムーブメントは全部拝外的だよ。「日本のスティーヴ・ガッドは村上ポンタ」とかね(笑)。(中略)しかし真に正しくフィールドワークするんだったら外山ッチ(外山明)のほうがやっていることは全然すごいわけ。だから日本はほんとうにガラパゴスだといえるわけだけどね。

ー ちょっと話を置いといて、たとえば90年代のティポグラフィカがやったことはいまのジャズより高度だったと思うんです。

菊池 いまよりずっと緻密で難易度は高かったけど、それが「高度」かどうかは別の問題。「緻密で難易度が高い=すごい=高度が高い」というのはプログレ好きの童貞の発想でしかない。

ー そんなことないでしょう(笑)?

菊池 緻密で難易度が高くて偉いんだったらピエール・ブーレーズが一番偉い。どんなすごいプログレ・バンドもピエール・ブーレーズの足元にも及ばない。そもそも、さっきのドラム・マシーンはあったけど、サックス・マシーンはなかった話に戻るけど、ワタシの『デギュスタシオン』以降の作品は、波形編集によって、生演奏ではやりずらいホーンのソロの状態を作って、それを肉体がトレースするという一連を行ったんだけど、何人(なんぴと)たりとも評価してくれない(笑)。まあ、もう20年くらい待つ(笑)。(後略)

 

 

 

 

5月10日 休日

気づいたらひと月近くも更新をサボっていました。

こんばんわ。

相変わらず仕事して夜は音楽を聴くぐらいの変わらぬ暮らしです。

 

そういや今日はモヒートを作りました。

スペアミントとライムをスーパーで買ってきて、

ラムはこないだえふさんにもらった沖縄の「コルコル」。

 

作り方

①グラスに小さくカットしたライムと砂糖を入れます。

 レシピではブラウンシュガーの角砂糖を使ってましたが、

 僕は三温糖をティースプーンで適当に入れました。

 上白糖やグラニュー糖でも大丈夫かと思いますが、

 こちらの方がコクが増すらしい。

 

②ライムの果肉を潰しながら、砂糖をライムの果汁によく溶かし混ぜます。

 ミントも入れて香りが立つように軽く潰していく。

 ミントはあまり潰しすぎると苦味が出るようです。

 

③氷とラムを適量入れ、ソーダで割ってステアする。

 

https://instagram.com/p/2fopqmu-s5/

 

コルコルの緑はアグリコール(農業式)という製法で、

これは生成された糖蜜ではなく、サトウキビの絞り汁をそのまま使ったもの。

なので、サトウキビのフレッシュな香りが立ち上がります。

ライムの酸味やミントの清涼感もあり、

飲みやすくて香り高い素敵なモヒートになりました。

これからの季節にぴったりです。

 

今日の1曲

 Novos Baianos - A Menina Dança

A Menina Dança

A Menina Dança

  • Novos Baianos
  • MPB
  • ¥200