2015-04-01から1日間の記事一覧

無題

真摯に「時間」を描こうとすれば不可分に生きることの孤独を描くことになる、か。今日読んだものもそうだわ。 Tumblr。何の引用かも、何を読んだかも忘れた。気になる。

天気読み

雨のよく降るこの星では神様を待つこの場所では木も草も眠れる夜が過ぎるから君にいっつも電話をかけて眠りたいよ晴れた朝になって君が笑ってもいいまだ若くて青くて尖ってるオザケンいいな。才気溢れてる。

開高健

「飛びながら一歩づつ歩く。 火でありながら灰を生まない。 時間を失う事で時間を見出す。 死して生き、花にして種子。 酔わせつつ醒めさせる。 傑作の資格。 この一瓶。 」・・・・・ 1970年の開高健のサントリーオールドの広告コピー。 漫画家のヤマザ…

無題

調子がいい時はあまり書くことがない。週末の旅行でたくさんの人に会えることを楽しみにしてる。たくさんの音楽を聴くだろうし、たくさんのお酒を飲むだろうし。彼らに聴かせようと音源をいろいろ持って行く準備をしている今この時も楽しい。それで憂鬱なこ…

無題

他人から相談を受けた時に咄嗟に口をついて出る言葉は、自分一人で考えていた時にはまとまり切らなかったような事柄にも一定の結論を出すことが多くあるように思う。目の前に自分なんかに相談を持ちかけてくれる人がいて、その人を裏切らないようにと頭がフ…

スポーツです!

朝のニュースショーを見ていて思う。こんなにも僕たちは感情を目まぐるしく変化させ、瞬時に考えを切り替えて生きていかなければならないのかと。いつもの当たり前の光景だが、どこかで悲惨な事件が起きたり、憂鬱で深刻な経済のニュースの後、咄嗟に「さあ…

贅沢な骨

帰省した弟と鰻を食べに行った。高速を飛ばして30分ほどの田舎町にある鰻屋。うな重の「上」で2500円。炭焼きの香ばしい鰻は、脂もしつこくなく程よい塩梅で、なかなかに美味しいものだった。 「鰻の骨が喉に刺さるなんて贅沢な悩みだね」というのは、…

錯覚

読むという行いは、自分がこれはと思った言葉の周囲に、領海や領空のような文字を置いて、誰のものでもない空間を自分のものにす るための線引きなのかもしれない。実際、詩でも散文でも、この方向で答えを見出そうとすると読みを重ねているうち、差し出され…

無題

ジョー:うん、おれはね、一体どういうわけで世の中には金を持ってる連中がいるのか不思議に思っているんだ。あの連中はたくさんの金を持ってる。いつも持ってる。その金を使うんだけど、それでもやっぱりたくさん持ってる。相変わらず持ってる。おまえ、こ…

こころのない優しさは 敗北に似てる

優しさを褒められることがある。自分の持つ数少ない美徳かもしれない。結局それは誰かへの甘えの裏返しじゃないのかと思ったりもする。 ”こころのない優しさは 敗北に似てる” そんな歌詞を思い出したりもある。 大きな悲しみを経て、大抵のことに鈍感になっ…

ゆっくりさよならをとなえる

川上弘美さんのエッセイは初めて読んだけど素敵すぎる。何がいいって女性一人で居酒屋に入ってく感じ。全然構えないし、かといって下品じゃない。こういうお酒の飲み方ができる人は素敵だ。にぎやかに飲むのも嫌いじゃないけど、最近は口数少なく、気の利い…

小津、映画のこと

二年程前にTumblrに書いた文章の転載。若干の補筆。 世界一の映画に「東京物語」英誌、各国の監督投票 :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/RcSmiW 映画を一番よく見たのは大学生の頃。きっかけは、たしか論理学の授業だった。黒澤明の「羅生門」を取り上げ…