コーヒー
キリンジのホライゾン!ホライゾン!を聴いてます。
こんにちは。
今回はコーヒーについて少し書いてみようと思います。
本腰を入れてコーヒーを淹れ始めたのは2年前でしょうか。
それまでも挽いた豆を買ってきてドリップしたりはしてたんですが、
特にこだわりがあるわけでもなかったって感じです。
ハマったきっかけはあれです。
かなりベタで恥ずかしいんですが、ブルータスのコーヒー特集。
BRUTUS (ブルータス) 2012年 11/1号 [雑誌]
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これ。
ブルータスって字面で既に恥ずかしいけど、ほんとにそうなんだから仕方がない。
BRUTUS特別編集 もっとおいしいコーヒーの進化論。 (マガジンハウスムック)
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今はこっちのムックにまとまってますね。
この特集で気になったワードが「スペシャルティコーヒー」というやつで。
ご存知の方にはもはや今更ですが、この豆のことが気になってしょうがなかった。
で、売ってる豆屋さんを探してみたら、かなりいいお店が近所にあることがわかりまして。それが「ブランチコーヒー」というお店なんですけど。
branch coffee ブランチコーヒー:四国・愛媛・西条
ここの豆の焙煎の加減がとてもいい。
他には堀口珈琲も代々木上原のお店まで行って試したんですけどね。
同じモカ・イルガチェフェでも僕はブランチコーヒーの方に軍配を上げたい。
豆はケニアやモカ・イルガチェフェの浅煎り、中煎りぐらいがかなり好みで、
果実のフレーヴァーが複層的に香り、とても澄んだ味わいがします。
元々はマンデリンのような深煎りが好みだったんですが、
ここのものを飲んでからは考えが変わりました。
スペシャルティの浅煎り、中煎りの奥深さ、面白さがわかると思います。
淹れ方もそんなに難しいことはありません。
基礎だけ抑えれば誰でもそれなりの味は出ると思います。
では、その淹れ方について。
1.ミル
以前は挽いた豆を買っていたんですが、今はミルを買って自分で挽いています。
やはり挽きたての豆の方が味、香りとも段違いです。
豆のままで保存しておく方が鮮度が保たれるからだと思うのですが。
ミルはハリオの製品を使っています。
一人分ずつ挽くならこれで十分じゃないかと。
クラシックなデザインのものは重かったり、軽すぎたりして扱いにくいかと思うのですが、この製品は底面のラバーグリップで固定できてそこが便利。
僕はキッチンスケールで1杯分18gを計量してこのミルでガリガリ挽いてます。
挽き終わるのに2分もかからないと思いますが、挽いている間も豆の香りが立ち上り、それだけで軽くエンターテイメントです(笑)
でも、実際重要なことだと思うんですよね。
僕は料理も好きなんですが、食べるまでの調理の過程も楽しいので。
コーヒーも淹れるまでを楽しみたいので、そんなに高価なものは揃えられないけど、
道具には少しだけこだわってみています。
2. ドリップ
ドリッパーもハリオの製品でV60という螺旋状に落ちる円錐形のものを使用しています。
台形型のカリタや、フラットな円錐のコーノも試しましたが、僕にはこれが一番淹れやすい。挽いた豆を専用のペーパーにセットして、細口のケトル(これもそれほど高価なものは必要ないかと思います。こだわるなら銅製のものだとか、いくらでもいいものはあります。)でお湯を注いでいきます。
1杯分の豆18gに対し、90℃くらいのお湯を200cc、2分から2分半程でドリップするイメージです。
最初に少量のお湯を注いで30秒程蒸らします。
豆が膨らんだら、外側の豆に当てるようにお湯をゆっくり回しながら注いでいきます。サーバー(なしで直接カップに落としてもいいと思うけど)に抽出したコーヒーが落ちるのと同じくらいの量のお湯を少しずつ回しかけるように注ぐ。
お湯を注いでいると豆のアクが浮いてるくるのがわかると思いますが、このアクまでサーバーに落としたくないので、抽出したお湯は最後まで落としきらないようドリッパーを外します。
この本を参考に自分なりにやり方を工夫してみました。
豆ですが、300g 1800円程という金額は少し高いと思えるかも知れません。
しかし、僕は1杯18g使うので、これを1杯あたりで計算すると、108円くらいになるんですよ。(計算合ってるかな・・・。)
これって缶コーヒーより安いですよね。
で、味はそこら辺の喫茶店より全然おいしい。
僕はスタバもドトールもほとんど買わなくなりました。
自分で淹れるコーヒーの楽しさを皆さんにも伝えたく拙い文章を書いてみました。
多少なりとも皆さんの参考になればと思います。
ではでは、また。