スポーツです!

朝のニュースショーを見ていて思う。こんなにも僕たちは感情を目まぐるしく変化させ、瞬時に考えを切り替えて生きていかなければならないのかと。いつもの当たり前の光景だが、どこかで悲惨な事件が起きたり、憂鬱で深刻な経済のニュースの後、咄嗟に「さあ、スポーツです!」と爽やかな女性アナウンサーの笑顔ではきはきしたアナウンスで華々しい競技の映像が差し込まれる。すると、直前までの憂鬱な話題は無かったことにされ、引きずることは許されないんだという強迫をその演出から感じてしまう。こんなことをいい歳したおっさんが言うのはナイーブ(バカ)過ぎるか? まあ、そりゃ僕だって一日中そんなことを考えてはいない。けれど、そういう演出にうんざりしてしまうのは事実だ。だからテレビがダメだとかそういうことが言いたいんじゃないけど。

 

 

Tumblrから。こう読んでくと、二年前からほとんど成長してないな。